第四章 闇千代の試練・極み

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聖司「ちょうど俺好みの味だ。お前知ってたな?」 昴「当然だろ?長年お前と付き合ってねーよ」  自分で言っておきながら付き合うという言葉に赤くなった。  聖司も赤くなる。 聖司「俺達…付き合ってるんか?」  改めていわれると恥ずかしくなり聖司の背中を思いっきり叩いた。 聖司「いってぇー!なにすんだよ!!」 昴「昔からの親友だ!し・ん・ゆ・う!だからもっと食え」  弁当から唐揚げをつまみ聖司の口へ持っていく。 聖司「ちょ!一人で食うよ!」  とか言いながら口を持ってくる。 聖司「う…ちょっとコゲてる…」 昴「うそ!?いい色合いだったのに?!」 聖司「うそだ。うまいぜ」  周りからみるとバカップルのようなやり取りを俺達は楽しんだ。  お弁当は聖司がほとんど食べてしまった。  ま、作った俺としては嬉しいけどな。  午後はゆったり系に乗ろう。  並んで歩いているとメリーゴーランドを見つけた。
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