1324人が本棚に入れています
本棚に追加
昴「次はこれ乗ろう♪」
聖司「おいおい、こんなメルヘンちっくなやつ乗るのかよ。お前は女か?!」
昴「今は女の子だもーん♪」
係員にフリーパスを見せ中に入る。
昴「この馬!聖司が前な。俺後ろ乗る」
聖司「はいはい、お姫様」
お姫様…だと?
なに悪乗りしてんだよ!
でも悪い気分ではない。
俺達は一匹の馬に二人乗りした。
聖司に後ろから手をまわししがみつく。
聖司「胸が当たってるんデスケド…」
昴「気にするな、俺も気にしない」
そう言っているうちにメリーゴーランドが回り始めた。
周りの景色が早く動く感覚がすごく気持ちいい。
その夢のような時間も早く終わってしまった。
昴「もう一回」
聖司「却下!」
そんなこんなでいろいろ乗り。
もう夕方になってしまった。
楽しい時間はあっという間に過ぎ去ってしまう。
最後の締めはもちろん観覧車。
王道だね。
ちょうどこの時間がいいとギン姉は言ってた。
最初のコメントを投稿しよう!