聞いてくれる?あたしの過去を―

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中原「あたしだって……分かってたよ……っっ」 そう呟いた時― 友達「ハァ…っまゆ!!」 肩をガシッともたれた。 パシンっっ あたしはその手を 強く離した。 友達「…まゆゴメン」 その子はあたしにむかって頭を下げる 中原「謝らないで…」 友達「え…」 中原「謝らないでよ……?そうじゃなきゃあたしが、自分じゃなくなる…」 そしてまたニコリと笑った。 パシっっっ!! 次の瞬間 その子に頬を叩かれた 中原「っっ何すんの!?」 そういうとその子は あたしの肩を掴んだ。 友達「まゆどうしたん!?昔のまゆはどこ言ったん!?…っ何で…そんなっっ…」 そういうと その子は地面へ 崩れた。 すすり泣く声が 聞こえる。 中原「………」 何故か頬から涙がこぼれる。 あたしもいつのまにか 地面に崩れていった。 あたしは今まで 何してたの? 笑えば皆イジメなかったんじゃないの?? その時― いきなり空が光り 友達は空へと消える 中原「☆▲!!」 (☆▲はその子の名前 その時 あたしも光りに 飲み込まれて いった―
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