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―おや、もうキミは家に帰らないといけない時間だね。
―えっ、もうそんな時間?まだおじさんの話聞いていたいのに。
―大丈夫。
キミはたくさんの良い思い出を持っているだろう。
このお話の続きは夢の中で僕が話してあげるよ。
だからもうお帰り。
―本当?約束だよ、おじさん。
―ああ、約束するよ。
そして、夢を見ない男の子と夢しか見ない大人は指切りの約束をして、お別れをしました。
その後、二人とも日が暮れる前に家に帰れたそうです。
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