正反対の出会い
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夢を見ない男の子は、少しずつ うんざりしていました。 彼が聞いた子どもたちは夢の事が よくわからなくて答えられず、 また彼が聞いた大人たちは 夢を忘れていて、やはり答えられませんでした。 だから、彼は決めました。 ―目をつぶって歩いて始めに ぶつかった人に聞いて、 それでも答えがわからないならあきらめよう。 そして、彼はさっそく目を つぶってふらふらと歩き始めました。
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