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夢をみた 私が一番好きな笑顔 笑うあなたがそこにいた  会えない時間が長かった分 ただあなたに会えたのがうれしくて 声を出そうとして 初めて声が出ないことに気づいた ぼやけてくあなた   「消えないで!」 叫んだ声が部屋に響いて 夢から覚めた 辺りはいつもと変わらず 探してみてもあなたはいなくて 夢だと思い知らされる   顔から水がこぼれた 脳裏に浮かぶはあなたの笑顔 またひとつまたひとつと 落ちるしずく 会いたいと想う気持ちが見せた幻   ふいに水の出元に触れてみた そして 泣いてることに気づいた   悲しみか嬉しさか 自分でもわからなくて ただ涙を流し続けていた   願わくはあなたの幸せ されど あの時あなたの手を離さなければ 今もあなたは… そう想う私がいて   叶うならば、どうかあの人の側に 共に生き 共に朽ちたい そう想う私は ズルいのでしょうか…   私の手を離したあの人はいずこへ…? あなたを失った私は 毎夜泣いています 恋しさか憎しみか もうよくわかりません ただひとつ 言い切れること 私はあなたを     愛してました…       あとがき… 当初考えた時はこんな暗くなる予定ではございませんでした😓初めは遠距離恋愛をテーマに離れて寂しく思ってる気持ちを描きたかったのですが…書き進めてく内に、別れた相手を忘れられずに苦しむ女性の気持ちへと変わってしまいました😢 思ったテーマで書ききれない未熟者で申し訳ないです〓長々と読んでいただきありがとうございました✨💦
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