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俺は散歩にと歌舞伎町を歩いていた
だが、路地裏の前を通ろうとした途端
声がした
俺は耳を澄ました
【《…ッぁ…と…しッ…》】
俺は目を見開き立ち止まってしまった
…アナタタチハナニヲシテイルノ…?
【《…と…しッ…私の…事…す…好き?》】
ヤメテ…
【《…とし…私はッ…好きよ…愛して、るもの…》】
ヤ…、ヤメ…、テ…ヤメテ…ッッ
【「…愛してる……」】
―パリンッ―
あ…、とうとう…心が割れた
俺は言葉の続きは聞かぬまま、そのまま倒れ意識が途切れた
町の人が騒ぎ俺の周りは人だかりで、側には桂が居た
〈おいっ銀時!しっかり
しろ!おい!〉
「なんだ…」
俺達は服を急いで着て路地裏から顔を覗かせた途端
目を見開きすぐさま駆け寄った
「銀時っ!おいしっかりしろ!」
俺は一目散に銀時に駆け寄り声を掛けたが
すぐ救急車が来て銀時は病院に運ばれて行った
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