思い知らされる自分

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昨日、散々泣いた俺は、赤い眼を擦りながら外を見たが、余り寝れていなかった "ドンドン"と、扉が鳴れ ば、誰かが勝手に入って来た 〈銀時、居たなら出ろ…って、貴様…泣いて居たのか?〉 入って来たのは桂 小太郎だった 「うるせーよ…」 俺は、そう言い背を向けたが、再び扉が鳴れば、今度は高杉が入って来やがった 〈ククッ…邪魔するぜ…って、なんだぁー?銀時、泣いてやがんのか?〉 高杉は、俺を見ては不気味な笑みを浮かべて笑いやがった 「うるせーよ。何しに来やがった」 俺は、そう聞くと、二人は急に黙ってしまった 何故黙る? 俺は、黙ってしまった二人をじーっと見れば 二人は、言おうか言わないか、迷ってる様子だった
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