スクール3

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S先生「E!」 えっ?と思い、あたしは振り向いた。 窓から顔を出していたのはS先生だった。 S先生「親迎えきてんのか?」 あたし「もう学校行く前に言っておいてるので…」 S先生「そっか…」 あたしはチャンスだ!と思い、先生のところに近づいた。 あたし「先生…去年のあたしが先生に言った事覚えてますか?」 S先生「なんの事だっけ~?」S先生は少しにやつけながら、言った。 あたしはいつものS先生で笑っていた。 S先生「…覚えてるよ」 あたし「あたし先生の事諦めないから…」 S先生「えっ?」 あたし「だって先生、フったじゃん!だから諦めない!」 S先生「いやフったってゆか、俺も立場があるし、お前だって高校受験とかあるし、今は気持ちに応えられないって事だ。」 S先生「俺なんかよりも他にいい奴いるし」 あたしは、ちょっと顔をふった。そんな事ないって心の底から思った。 S先生「お前が高校一年になったら16歳で…俺29になるんだぞ?」 あたし「それでもいいもん。」だって年なんて関係ないよ…。 S先生「犯罪だろ(苦笑)」 あたし「うーん…」 S先生「でも一番は、お前受験しなきゃいけない時期だ」 あたし「はい…」 S先生「その時は連絡してくれよ」 あたし「はい」
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