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ついに 試合も佳境に
ってか この大会ってトーナメントだったような
そうすると決勝までいくと３試合あるわけで
１試合目から白熱し過ぎてるような…
とにかく 今 ８組が俺と詩織とあと１人の３人
詩織は完全に可愛さで当てられずに残ったな…
もう１人のやつは当てられて外野に行ったり 当てて戻ってきたりを繰り返してる
『バチン』
ほら こんな事やってる間にまた当てられた…
って２人になった!?
ちなみに相手は真田ともう１人
２人共強い
真「これで互角だな 久保」
淳「どこが互角だよ 実質１対２だろ」
詩「ちょっと ｸﾎﾞｼﾞｭﾝ それどういう意味!? 私が力にならないって事!?」
詩織… お前は分かれよ…
確かに 運動神経はいい方だとは思うけど…
淳「…」
真「お前ら ゴチャゴチャうるせーんだよ!!」
ボールが向かって来た
でも明らかに俺の方ではなく 詩織の方に向かってる
そして 詩織は気づいてない…
マズい!!
俺は横っ跳びで無事にキャッチした
…かに見えた…
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