プロローグ

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「ねぇ、ねぇ。あやめちゃん。じゃあ、約束をしよう? ボクとあやめちゃんがおっきくなって、もし出会えたら―――――――ね。約束だからねっ。」 あの時の悠君の笑顔が忘れられなくて…。 悠君…元気にしてるのかな? 私ね、やっと日本に帰って来たんだよ。 高校生活も楽しみ、それより悠君と会えるかもしれないから、もっと楽しみ だったのに―――― 悠君は私の事を覚えてない!!!?
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