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次の日の放課後、俺は生徒会室前にいた。
なぜ前かって?
簡単な話だ、鍵が開いてないんだ。
鍵の場所は知らないし、知ってたとしても俺は役員じゃない。
おそらく教師に止められるだろう…
「あれ?開いてないのか?」
しばらくすると杏子がやってきた。
腰まで伸びてる金髪、キリッとした目、出るとこは出て…
言わばボディラインも完璧だ。
「けど性格がすべてをダメにしているな…」
「ケンカ売ってんのか?」
笑顔で指をポキポキ鳴らしながら寄ってきた…
謝らないと間違いなく殺されるな…
「けどその前に言ってた事を考慮して今回は許してやる♪」
「なんも言ってないけど?」
「ボディラインが完璧って言ったじゃねぇか♪」
「なっ…!?」
どうやら口に出ていたらしい…
そう考えると死ぬほど恥ずかしいぞ…!!
「こうやって祐希も堕としたのか?」
「何の話だよ!!」
「照れんな照れんな♪ボディライン完璧の私がいつでも相談にのるからな♪」
コイツ…、しばらくこれでイジル気だな…?
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