289人が本棚に入れています
本棚に追加
どうやら周りの人間が勝手にそう呼んでるらしい…
けど強さは本物だ…
ノーダメージで負けたの初めてだな…
「荒城君、次何をする?」
祐希は早くも次のゲームに興味が移ったらしく、わざと負けてゲームを終了していた。
「……祐希の好きな奴でいいよ」
「ならあれにしよう♪」
次に指差したのは銃で敵を倒して進むゲームだ。
「俺、飽きるほどやったからパスする…」
「そうか?なら私一人でするよ♪」
本当は難しすぎるからやりたくないだけだ…
途中で絶対やられるんだよな…
「頑張れよ?」
「……荒城君、すまないがもう一人分入れてくれないか?」
「……なんだって?」
「もう一人分だ、二丁使うんだ」
……祐希の言葉に驚いて声が出ない…
「そんな事してもすぐやられるだろ…」
「大丈夫だ、私は何回もクリアしてるぞ?」
「……なら無理な時は何かしてくれよ」
「いいぞ、逆にクリアしたら何かしてくれるよな?」
「あぁ、なんでもしてやるよ」
そう言って金をもう一人分入れた。
「さて、狩りの始まりだ♪」
……なんでかな?祐希が言うとちょっと怖い。
最初のコメントを投稿しよう!