~デート~

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どうやら周りの人間が勝手にそう呼んでるらしい… けど強さは本物だ… ノーダメージで負けたの初めてだな… 「荒城君、次何をする?」 祐希は早くも次のゲームに興味が移ったらしく、わざと負けてゲームを終了していた。 「……祐希の好きな奴でいいよ」 「ならあれにしよう♪」 次に指差したのは銃で敵を倒して進むゲームだ。 「俺、飽きるほどやったからパスする…」 「そうか?なら私一人でするよ♪」 本当は難しすぎるからやりたくないだけだ… 途中で絶対やられるんだよな… 「頑張れよ?」 「……荒城君、すまないがもう一人分入れてくれないか?」 「……なんだって?」 「もう一人分だ、二丁使うんだ」 ……祐希の言葉に驚いて声が出ない… 「そんな事してもすぐやられるだろ…」 「大丈夫だ、私は何回もクリアしてるぞ?」 「……なら無理な時は何かしてくれよ」 「いいぞ、逆にクリアしたら何かしてくれるよな?」 「あぁ、なんでもしてやるよ」 そう言って金をもう一人分入れた。 「さて、狩りの始まりだ♪」 ……なんでかな?祐希が言うとちょっと怖い。
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