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三時間目が終わった頃に俺は教室に入った。
そしてまた眠る体制に入る。
隣の席の主はいなかった。
大抵は俺と同じか遅いくらいにくるからな…
キーンコーンカーンコーン
チャイムがなると先生が教室に入ってきた。
そこで俺は眠り出していた…
「ふぁ~…、よく寝た…」
起きるとちょうど昼休みが始まったところだった。
「よし将平、飯食いに行こうぜ♪」
「……誰だよ」
「直樹だよ!!友達だろ!?」
「そんな名前の下僕ならいるけど…」
「ヒドッ!!」
さて、そろそろ食堂に行かないとパンが…
ガヤガヤ
「……なんか廊下が騒がしい」
「本当だ、何でだろ?」
その騒ぎの正体を調べる前に俺は分かってしまった…
なぜかって?
見えたからだ、あいつの姿が…
「荒城君!!生徒会に入ってくれ!!」
……無視だ。無視しかない…
俺は横を通り過ぎようとした。
すると意外にも引き止めてこなかった。
諦めたのか?
「教室はもう分かっているからな!!これから毎時間くるぞ♪」
笑顔でそう言いやがった…
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