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アレン達の話を聞いて、コムイは頷く。
「…そうか」
「ところで室長は、何でこんな時間にヘブラスカの下に?」
「…それがね。ヘブラスカの様子が急変したって聞いたから」
「それってホンマッスか!?」
「大元帥からの報告だからね」
コムイは俯き加減に答えた。
みんなが、ヘブラスカの急変ということに驚いていた。
「兄さん!私もヘブラスカの下に行くわ」
リナリーのその言葉に、みんなが同意し頷いた。
コムイは考えた。
これ以上、リナリーたちにどんな影響が起こるか。
しかし、考えてもそれは憶測でしかない。
(一か八か)
コムイは賭けに出ることにした。
「わかった。さぁみんな乗って」
コムイの一言に、みんなが足早にエレベーターに乗り、エレベーターは下へと降下していく。
その間にもアレン達には、まだ歌が響いていた。
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