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君の面影が消えたこの寒い部屋
美佳が置いていった美佳のマグカップにココアを作る。
このココアの粉を置いていったのも君だ。
ポタポタ…
暖めたミルクをカップに注ぐ
何故かそれだけで零れ落ちるほどの涙が溢れてくる。
未だにこの心は君を離れそうにない。
もう一生、どんなにもがいても離れない
離れられない
離れたくない
きつい手かせを嵌められた気分だ。
今になって溢れてくる哀しみに僕はいつまで経っても抜け出せないままでいる。
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