日常の終わり

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八橋卓(やつはしたく)。 それが俺の名前だ。 俺はそんな日常の元、友人の星数彗(ほしかずけい)とその仲間達との日常の元、生活していた。 俺は『彗の親友』という立場に立っていた。俺はそんな立場に立っていた。 俺はそんな立場に満足していた。 それ以上でも、それ以下の立場にも、なりたくなかった。 兎にも角にも俺はそんな日常に満足していた。
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