プロローグ

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 些細な喧嘩が原因で、彼女が僕の前から消えてから二年の歳月が過ぎた。彼女からは、あれから、電話も、メールも来ていない。彼女に何度もメール送って見ても、中々こない、メールが山ほどあった。  愛想がついたんだ。  僕はそう思っていた。  それでも彼女にメールを送った理由。  それは、今の僕には見当もつかなかった。  彼女に出会うまでは。
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