出会いは大抵突然だ

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森に入って1時間… 祐二「しかし、深い森だな…ん?」 祐二から約200メートル先に何かがいた。 祐二「なんだ…あれ?」 恐る恐る近づくと… ?「あら?こんなところに人が来るなんて珍しいわね!貴方何しにきたの?」 祐二の前には4メートルはあろう巨大な狼がいた。しかもこちらに向かって話している…。 狼「……わけよ!って、聞いてる?」 祐二「へ?あ、あぁゴメンもう一回言ってくれる? 狼「もぅ、いい?私の名前は、レン由緒正しきマジックウルフよ!」 祐二「そうか。ちなみに、俺は杉崎祐二、こっちで寝てるのが…」 レン「貴方の彼女?」 祐二「残念ながら幼なじみだ。名前は、仙堂雫だ。」 レン「幼なじみ…まだチャンスあるじゃん…」 祐二「?何か言ったか?」 レン「へ?あ、な、なんでもないよ!へへへ…」 祐二「?…おっと、そろそろ行くか…」 レン「何処かへいくの?」 祐二「いや、宛は無い。とりあえず、何処か寝られる場所を探さないと…。」 レン「なら、私の家はどう?」 祐二「…草むら?」 レン「ちゃんとした家よ!!」 レン「マジで泊めてくれるの?」 レン「構わないわ!」 祐二「で、家は何処に?」 レン「こっから、600メートル先よ!」 祐二「なら、行くか!」 レン「うん♪」
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