出会いは大抵突然だ

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レン「パパ、ママ、私買い物にいってくるね♪」 レン父「暗くなる前に帰ってくるんだぞ!」 レン母「くれぐれも、人の姿を解いては駄目よ!」 レン「もちろん♪じゃぁ、いってきまーす♪」 …………。 ?「ワレラノセカイニカミハヒトリ。」 ?「カミハヒトリデジュウブンダ。」 レンは変な宗教団体に囲まれていた。 レン「なによ!あなた達は!?」 信者A「ワレラハ`完全なる世界´ダ。」 信者B「ダイニノカミヨ、アナタハモウヒツヨウナイ。」 信者C~Z「ヒツヨウナイ。」 信者が口を揃えて叫ぶ。 信者「サァ、カミヨ。ヤスラカニネムリタマエ。」 信者の一人が儀式用の短剣を振りかざしてきた。 レン「きゃーーーー!!」 ……………。 レン「ん…。」 目の前が霞む。 どうやら、気絶していたらしい。 ?「よぉ、起きたかい?えらくねてたな。」 ?「当たり前よ!あんな状況だったから。」 レン「パパ…ママ…?」 そこには血だらけの父と母がいた。 父「悪いが、直ぐに逃げるぞ。」 レン「え!?」 母「きゃぁ!?」 父「母さん!!くっ!?」 父が大呪文をとなえた。 父「ジルレリア・ガツナヤラ・ジグデリア!!」 信者達「ぐぁぁぁ!」 後方の敵が炎に包まれる。
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