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怜茨「んーー~~ッ……はぁ~…終わった」
また何センチか背が伸びちまうんじゃないかって程背伸びした。おいおい…俺は書類整理が終わった後でもこんなにも背伸びをしたこたぁ、ねぇぞ
怜茨「んなぁ…桃香」
桃香「ん?どうしたの?」
怜茨「授業ってこんなに眠たくなるもんなんだな」
桃香「あー!分かる分かる。なぜか眠たくなって休み時間になると目が覚めるんだよねぇ」
怜茨「そうか…なんでか知らないが眠くなる…」
桃香「それがどうかしたの?」
怜茨「ん?いや…なんでもない」
目を擦りながらまだ欠伸をしている俺になんか見たことあるつぅか、自己紹介が印象に残った奴が近付いてきた
東志「よぉ!蒼夜。どやった?初めての授業は」
怜茨「お前は確か浅井だったな」
顔を上げると、青髪の線目がニッコリとしながら俺に手を振ってきた
東志「君なら東志でええよ」
怜茨「そうか。なら俺も怜茨でいいぜ」
東志「おおきに♪せや!これから学校案内したるさかい着いて来ぃ」
愛紗「待て東志。それは私が紫苑先生から頼まれた事だ。抜け駆けしないで貰おう」
……………野郎二人で行くか、と思ったがまぁ、折角だしご親切に預かろうと思ったら綺麗な黒髪を靡かせながら確か…黒守だったか?その子が東志の後ろから出てきた。つか、あの髪の毛ヤバイだろ。サラサラで宙をふわふわしてる。重力無視してんじゃねぇか?
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