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???「私の名前は龍音桃香(タツネ トウカ)といいます」
片手を自分の胸に添え、ニッコリと微笑みながら頭を下げて自己紹介をする
それに対して俺も自分の名前を言い互いに軽く会釈をする
ほわぁ!ほわぁ!
桃香「あ!チャイムが鳴っちゃった!怜茨さん、急ぎましょう!」
今のがチャイムッ!?
俺たちは二人揃って走りギリギリ間に合った
つか…あれチャイムかよ…
すげーデカイ校門を潜り抜け、あれだ、あのパリにある凱旋門みたいな奴。
………悪かったな無知で。
龍音と別れて学校長の部屋に挨拶をしにいった
学校長「おぉ!怜茨殿。お初にお目にかかる。儂がここの学園長を任されている寺原白嶺(テラハラ ハクレイ)じゃ」
すこし小柄で白い着物を着ており髭がとても長いご老体が頭を下げた
怜茨「はじめして。学園長。寺原白嶺…なるほど。アンタがあの鬼神教官と恐れられた」
白嶺「ほほ、何昔の話じゃ。総隊長殿。宗ちゃんからは話は聞いておる。まぁ…お主も初めての学園じゃ。目一杯勉強して目一杯楽しめばよい。まだ19歳なんじゃからな」
怜茨「あ、はは…19歳ね」
白嶺「ほほ…ではお主のクラスは2年3組じゃな。場所はわかるか?」
怜茨「大丈夫です。さっき通りましたから」
白嶺「そうかそうか。では…な」
怜茨「はい。失礼します」
俺は一礼し学園長室を後にした
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