古｢人｣屋

古〇屋

｢あれ、こんな所に…古本屋??｣

遠くから見ただけじゃわからない
建物が文字を隠していた

少し進むと見えて来た

(古人屋 ユージーン)

｢古……人屋…？なんだそれ…
人ってなんだよ…あっ｣

カードの事を思い出した

｢もしかしてあのカードの店って…
ココ…か??｣

その店は看板だけはカラフルに明るく
店全体は黒一色 扉も黒
中を見ようにも もちろん見えない

ただ思った…
｢怪し過ぎる…｣

僕は
そのまま通り過ぎ帰ろうとした

でも…

｢ダメだ…気になる、古人屋ってなんだよ 人??もしかして人が売ってる??
まてよ…古いってなんだよ…古くなった人…、もしかして、死んだ人…??
そんな訳ないよな…。｣

もう10分位悩んでいた

｢仕方ない…入るか｣

僕は自転車を止めて

黒いドアを

開けた…。