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１２年間寄り添ってくれてる貴女
今覚えば貴女と出会ったのが俺が小学校に入学してすぐだったね。
いつも甘えてきて
朝は俺の布団の中に居たりして
目が合うと貴女は目を細くしてたよね
お昼になるとみんなと一緒にごはんを食べたりして楽しかったね
ごはんを食べ終わったらいつもお昼寝して夜までずっと寝てたりしてたよね
俺は貴女の寝顔が大好きです。
夜には一緒に遊んでバカやったりして
俺がすぐに疲れて寝ようとすると
なかなか寝かせてくれなかったよね
頭を撫でて
一緒に寝て
ごはん食べて
遊んで
そんな毎日が永遠に続くと思ってた
体調悪そうにずっと横になってる貴女を見て
俺は心配しながら
内心では「すぐ治る」と思ってた
いつもたくさん食べるお昼ごはん
貴女は何も食べなかった
夕飯もちょっとしか食べれなかった
１日経っても３日経っても貴女は良くならなかった
それで家族と一緒に病院に行ったら
『長くはもたない』
頭を鈍器で殴られたような気分でした。
それから医者から貰った薬を飲むようになったよね
薬が嫌いだった貴女は毎日飲み
ずっと横になって寝てたよね
俺らが声をかけても起き上がる力もなくて辛そうにしてたよね
なんで貴女なんだろう
なんで俺じゃないんだろう
親より先に死ぬなよ
この１２年間貴女が居たから俺は幸せになれたんだよ??
そんな幸せがたった今無くなりました。
毎日苦しかったね
辛かったよね
毎日貴女を見てたからわかるよ
今までありがとう
最期を一緒に過ごすことは出来なかったけど
最後の力を振り絞って母の前まで行ったんだよね
そして母の前で逝っちゃったんだよね
本当に最後まで頑張ったね
家族に幸せをくれてありがとう
世界で１番愛してます。
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