怪奇!奥山温泉

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そんなある日の事―。 ―生徒会室― 智代「…なるほど、つまり修学旅行の時に泊まる宿の下見に行って欲しい、と言う事だな」 先生「ああ、場所は奥山温泉と言う所でな、それはそれはいい温泉なんだ」 智代「しかし…こう言う物は普通、教員が行くものだと思うのだが…」 先生「いやね、ほらやはり3年生ともなると卒業だからね、こちらも色々と準備が必要でね、それにうちは進学校だから、なるべく生徒の勉強に付き合わなければならないしな」 智代「そう言う事なら、仕方がないな」 先生「費用はこちらで用意するから。まぁ、生徒会長と言う仕事も大変だろうから、息抜きのつもりで行って来なさい」 智代「ああ、感謝するぞ」 先生「場所は京○の山奥の、奥山温泉と言う所だ、山奥の奥に、山奥の山と書く」 智代「…回りくどいぞ」 先生「なぁ…前から気になってたんだが」 智代「うん」 先生「なんて誰にでもタメ口なんだ?」 智代「ちなみに家族や友人は連れて行っても構わないか?」 先生「無視かよ!」
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