第5章

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「何ですか!!このふざけたクイズは!!」 優子は唇を震わせて叫んだ。 『はぁ? ふざけてないっすよ?』 アリクイは呆れた声で言った。 生徒達の一部から優子へ視線が向けられる。 それに気づいた優子は一瞬にして目を反らした。 視線を避けるべく、優子はチャペル内にあるマリア像の後ろへ隠れた。 「あんた何で隠れてんの?」 声を掛けたのは、先ほど優子に注意をされた口の悪い生徒の西野希美であった。
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