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授業を受け、休み時間になると直ぐ様、真弓のもとに駆け寄る奈津美。
気にする様子もなく笑顔の真弓に罪悪感を感じる。
罪悪感の中に鈴華の事もあるが、もう一つある。
真弓が学園を辞めてしまえば独りぼっちになってしまう。
そんなのは嫌だ。
だから、なるべく一緒に居ようと、自ら誓いを立てた奈津美。
「次の授業は音楽だよね?
私、楽しみだなぁ!」
「そうね。真弓は歌だけは上手だもんねっ!」
「だけは余計ですっ!!」
ぷくっと顔を膨らまし、可愛く怒る真弓。
二人だけの空間。
周りにケムたがれても関係ない。
どうか、私達の中に入ってくるのは止めて!
そんな風に考える奈津美。
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