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―――――来た。
―――――誰が?
―――――あいつが。
―――――Jか?
―――――嗚呼。
―――――クク…
―――――早く見てみたいものだ。
―――――………。
ダンダンダンダン
重い荷物を持ちながら
一階へ降りて
ある部屋へ向かった。
ピンポーン
ガチャ。
「あ、大家さん!」
「ん…。確か
チビ?」
ぶち…
「いい加減僕の名前
覚えて下さい!」
「チビはチビだ。(笑)」
も、もういい…
用件だけ言って、
早く行こう。
「大家さん、僕の部屋
誰かに使わして
下さい。
僕もう、戻って来ない
んで。」
「は?何で?」
……昨日言ったはずだ。
何故、覚えていない?
「だから!寮生活に
なるから!」
大家さんは、
グーとパーでポン!
と、叩き
成る程
と言って、僕の頭を
撫でてきた。
「チビが、いなく
なるのか…」
哀しそうな顔を
しながら呟いた。
「何度か、顔見せに
来ますよ(笑)」
グシャグシャ。
乱暴に頭を撫でられた。
(あちゃー…
髪の毛グシャグシャに
なっちゃった(泣))
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