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『いらっしゃいませ!!七瀬様!!』
『七瀬様、本日はどのような物をお求めで?』
『七瀬様、こちら新作になります。』
『七瀬様「煩い」』
店員さんが必死に売り込んでいる最中にたった一言で場を固まらせる社長の負のオーラ。
おそるべし。
「店長は?」
『あら?俊弥さんでは無いですか。
ご無沙汰しております。』
店長と言う言葉を聞き付けたのか中からとっっても優雅な女性が現れた。
出るとこ出てるしへっこむとこはちゃんと凹んでる。
それに立ち振る舞いが何処かの姫か?ってくらい優雅で眉目麗しい。
「あぁ渚、こいつに合うスーツを。」
『はい、直ぐにご用意致します。』
店長さんはナメる様に私を見回した後、スッと奥に消えて行った。
私はイマイチ状況が飲み込めずに呆然とするしかない。
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