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私の体は社長の腕に包まれていた。
フワッと香る優しい香水にさえ、心臓が煩く鳴り響き顔に熱が集中するのがわかった。
「///な…何してるんですか!!///
離して下さい!!///」
「黙れ。」
「これが黙っていられる状態ですか!!///」
余りの恥ずかしさに涙が貯まる。
でも、絶対に泣きたくなんか無かった。
なんか負けた気になるでしょ?
だから必死で涙をこらえ社長を睨みつける。
「!!!///
アホ。誘ってる様にしか見えんが?」
「はぁ?!
私は睨んでるんです!!どんな目してんですか!」
一瞬社長が顔を赤らめた気がした。
でも、直ぐに不敵に笑って放つ言葉は更に私を逆上させていく。
こんな会社で誰が働いてやるか!!!
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