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「ﾌｯ。わからないならば教えてやろう。
キスしろ。ならば許してやる。」
「出来ません！！///
そもそも恋人でもない人にキスなんてしません///」
「お前は俺の女だ。」
「違います。」
「違わない。」
そう言うが早いか、私はまたもや社長に唇を奪われた。
「ン…！！」
社長の胸を押しのけようとして伸ばした腕さえ呆気なく捕まってしまい、私はただ空気を求めて口を開いてしまった。
と同時にスルリと侵入してくる舌。
歯列をなぞり、舌を絡め、我が物顔で口内を犯していく。
「ﾊｯ…ｱ…やめ…ﾝｯ…」
ｸﾁｭｸﾁｭと舌が絡まる水音を響かせながら深くなるキスに私の頭は完全に思考を失って、ただ舌の動きに堪える。
しばらくしてやっと離された唇は銀糸を繋げ、名残惜しげに潤んでいた。
「その顔、そそるな。」
耳元で囁かれた言葉に体は無意識にﾋﾞｸｯと反応をしめす。
「ヤメッ…！！
何するんですか！///」
「ん？仲直りのキスだが？」
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