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掴まれた腕を必死で剥がそうともがいていれば突如手が離れてよろめいた。
「何をしてる?」
「べ、別になんでもありません!!///」
「そうか?
俺にはお前が無駄な抵抗をしてた様に見えたが?」
「目の錯覚です!!」
「ククッ。ならいいが?
まぁいい…とりあえずここがリビング、あっちがトイレ、隣が風呂だ。」
さっと説明してくれた社長は当たり前の様にジャケットを脱ぎ、ネクタイを外した。
少し開けさせたワイシャツから覗く肌、無造作に崩された髪型。
これがプライベートな社長かぁ…
なんか…幼くなった?
「なんだ?…見惚れたか?」
「見惚れません!!てか女の子がいるのに無造作に服崩したりしないでくれませんか?」
「我が家で何をしようと俺の勝手だろう。
それに、お前とはこれから全てをさらけ出す仲だしな?」
は?全てをさらけ出す仲ってなんですか?
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