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その日も一日お客様と雑笑したり、走り回ったり、私に取って『日常』と言うべき一日が平和に過ぎた。
なんの変化もなく、普段通りに。
ただ違った事は常連さんにはこっそり閉店を伝えた。
本当はもう少し引っ張って告知するはずだったけど…
きっとあの方達なら閉店の事実を知った所で来なくなるはずないと信じて。
私的に寂しかったのもあったのかも。
そして、定時で上がった私は一目散にハローワークに駆け込んだ。
「仕事経験がパチンコ屋のスタッフでも働ける仕事、ありませんか！？」
行きなり目の前に現れた鼻息荒い女（私）に目を丸くする相談員のおばちゃん。
でも、それくらい必死なんです、死活問題です。
野垂れ死には嫌です！
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