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そんな私の悪あがきを知ってる様に毎日あっという間に過ぎていく。
閉店までのカウントダウンが始まった頃には、私は既に意気消沈。
完全な廃人になろうとしていた。
「真雪先輩今日も就活ですか?」
「…蘭ちゃん、私は頑張って仕事見つけないと本当やばいから。」
無理にハハっと笑って見せるものの心中穏やかでは無い。
だって、蘭ちゃんも雅ちゃんも次の仕事決まってるんだもん!!
「私が内定もらった会社受けて見ますか?」
「いいよ、蘭ちゃんに恥かかすだけだから。
でも、ありがとう。」
そうだよ。
人に頼る事は簡単でいつでもできる。
私がめげてちゃダメだね?!
「よっし!今日も頑張ろ!!」
「真雪さん、頑張りましょう!」
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