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『ここが、機動六課か…』
アリスは機動六課隊舎につき、隊舎を一通り見回す。
『結構……立派な場所なんだ』
隊舎近くにある海から潮風が吹き、森もある。
『…早くシャーリーに会いに行こう』
アリスは入り口に向かうと、入り口から出てくる人影が見えた。
『あれは……』
アリスは早足で出てくる人物のもとへ行く。
『シグナムさーんっ』
シグナムはアリスに気付きこちらへ向かってくる。
『久しいな、アリス』
『はい、シグナムさん。半年ぶりですね』
『お前が六課に来るとはな、今日はどうしたのだ?』アリスはシャーリーに呼ばれた事を話す。
『そうか。シャーリーに……なら、私が案内しよう』
『え?大丈夫ですよっ、それにシグナムさんに案内をさせるなんてっ』
知り合いとはいえ、流石に上官に案内をしてもらうなんていけないと、焦るアリスにシグナムは、
『ああ、気にするな、今日は仕事ももう終わってしまい、主はやてもおられんので暇を持て余していたのだ』
『え?はやてさん今日はいないんですか?』
アリスは少し驚く。
『主はやては、リインやテスタロッサ達とフォワード陣探しだ』
アリスははやてさんにリインさんまでいないとは、少し残念だと思った。
『それでは、行くぞ』
シグナムはアリスに背を向け、そのまま歩きだした
『ちょっと!?待って、シグナムさん!』
アリスはシグナムを追い掛け、六課隊舎に進んでいく。
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