第一章 青空の始まり

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『それで、どこに行くのよ…?』 アリスはサイドカーの側車に乗り、渋々聞いた。 『ん~、そうだな。遊園地と動物園どっちが良い?』 『………』 アリスは殺気めいた目でイグニスを見る。 『…普通に食事にするか…』 『…それでいいよ』 アリスは呆れた表情をし、バイクのヘルメットを深く被る。 『…んじゃ、行くぞ』 イグニスとアリスは出発した。
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