センパイ。

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       1年前の秋。俺は、先輩とほぼ毎日一緒に帰りはじめた。  でも、彼女には想っている人がいた。    そうと分かっていても俺は、先輩のことが大好きだった。少しでも一緒に居たかった。    だけど、俺は彼女を困らせたくなくて、『オトモダチ』でいることを選んだ。
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