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「絢香も行く?」
「絢香は行かな~い、家帰って勉強しなきゃいけないし…」
「ほぇ~、絢香偉いな」
感心する恵美に自慢気に鼻を伸ばすようにえっへんとする絢香
「ならテストは平均70だな」
「そ、それは…っ」
あたしが言った言葉に絢香は目を泳がせ、あたふたし始める
絢香はいつも欠点ギリギリで上がってきたがさすがに三年生のテストはそんな成績にさせないように担任から言われたからな
「ま、期待してるよっ」
ポンと、肩を叩き帰ろっかとあたしが呟いて絢香らより先に歩きだす
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