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糖尿病の合併症に腎臓病があります。
腎臓病はその進行具合で、かなり食事制限の仕方が変わって来ます。
主に「タンパク質」「リン」「カリウム」「水分」等を制限するのですが、此所では比較的進行の度合いが軽い方の為の、タンパク質について書きます。
一口にタンパク質と言っても、動物性や植物性があり全ての食材に含まれていると言っても、過言ではありません。
さらに肉好きの方にとっては、正に地獄の苦しみです。
肉類はタンパク質の塊みたいな食材ですから、病気になる以前の様に食べる訳にはいきません。
しかもタンパク質の調整を怠ると、人口透析と言う大変な事が待っていますので、そうならない様にする為には我慢するしかありません。
しかし肉が食べられない様では、食事制限を続ける事は難しいと思います。
そこで、比較的簡単にタンパク質を削減する方法を、紹介したいと思います。
・低タンパク質の商品を使う。
実は腎臓病の方の為に、タンパク質を落した商品が発売されています。
主に病院の売店や通販等で、購入可能です。
今から、その種類を書いて行きます。
「ご飯」(レンジなどで温めるタイプ)
「白米」
「うどん」(乾麺)
「蕎麦」(乾麺)
「素麺」
「スパゲティ」
「カップヌードル」
「カップ焼きそば」
「カップうどん」
「袋タイプのラーメン」
「小麦粉」
「ホットケーキの素」
「ドレッシング」
「お煎餅」
その他にも、調理済みのレトルト商品でハンバーグやシチュー等、種類豊富にあります。
ただ値段が高いので、そう頻繁には使えないと思いますが、高タンパク質の食べ物が食べたくなった時、これらを駆使して調整すればそれなりの量が食べられる様になります。
・通常の食材
普通に使う食材にも低タンパク質の商品があります。
代表的なのが、キノコ類やコンニャクでしょう。
これらは食べ応えもあり、料理のバリエーションも豊富なので是非活用して下さい。
低タンパク質の商品は腎臓病の心強い味方ですので、使った事の無い方は1度お試し下さい。
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