ヒステリック②

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それでもストレスは溜まっていった。 無理矢理笑うほど疲れるものはなかった。 この頃 お腹もよく張って はやく寝るようになっていた。 ある日 ひろにメールした。 「無理矢理笑いたくないです。」 返ってきたメールには 「じゃあ笑わなくていいです。」 私は 何を期待してメールしたんだろう。 ストレスは赤ちゃんによくない と思った私は 早いけど実家に帰ろうかな‥ このままじゃあ私もひろも潰してしまうし、赤ちゃんがかわいそう そう思って ひろに手紙を書いた。 言葉じゃどうしても 余計なことを言ってしまうし いやみ臭くなるし 手紙ならちゃんと言いたいことだけを冷静に書けると思ったから。 手紙を書いて ひろの枕元において先に寝た。
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