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荷物を運んでいる間
ひろと私はあまり話さなくなっていた。
てか険悪だった。
そんな中
私の誕生日があった。
こんな状態で何も期待してなかったし、
誰も覚えてないと思っていた。
妊娠して結婚して
ほとんど誰とも遊んでいないのに
友達からはたくさんメールが来た。
それだけで充分だった。
いつもと変わらず
朝起きてお弁当、朝食を作っていると
いつもと変わらず
姑が起きてきて
「誕生日だよね?おめでとう!」
と言ってくれた。
いくら姑でも嬉しかった。
「忘れてました。ありがとうございます。」
そーやって照れ隠ししてると
いつもと変わらず
ひろが起きてくる。
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