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それから何十分後
いつもより約１時間遅れて
ひろは何も言わずに帰ってきた。
私はわけわかんなくて
「これ、姑のお姉さんが作ってくれたんだって。食べてね。」
そう言って手付かずの大皿料理とかを出して
寝室に行って横になった。
寂しさを素直に表現出来なくて
いらいらしてしまった。
それから少しして
姑がいつもより少し早めに帰ってきて、
慌てて起きた。
姑は私達が険悪だなんて知らない。
そして３人揃ったとこで
ひろが花をくれた。
そしてスティッチの顔の形のケーキを出してくれた。
その時初めて気付いた。
ひろはケーキと花を買いに行っていたから
帰りも遅くなったし
連絡もくれなかったんだ。
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