無職の訳

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タクシーはすぐ2台来てくれた。 姑が先に一人乗ってで家に帰る。 もう1台にひろとkサンと私が乗った。 涙がずっと止まらなかった。 ひろは「ごめんな‥」って小さい声で言ってくれた。 うちに着いて、 なぜかkサンまで入って来た。 私は布団に降ろされて 寝たふりをした。 隣の部屋でkサンがひろに話してる声が少しだけ聞こえた。 「なんで寝かした。こういうときは起こしてでも話し合わないと。間に挟まれると辛いよな‥」 ひろは泣いていた。 それ以上聞きたくなくて 寝ることにした。
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