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「ひろの弁当、姑が勝手に作ってるじゃん?姑に早く起きられたら私だって早く起きなきゃいけないの!気を使わないでなんでも言ってとか言われたけど、言えるわけないじゃん!」
姑のことを初めてひろに愚痴った時だった。
姑は私に何も聞かずに
自分の弁当作るついでだから
と言って、ひろの弁当も作っていた。
作る分にはありがたかったけど
姑の性格上、手伝わないわけにはいかなかった。
私はいつも
姑が作ったおかずを詰める他に
穴埋めをやった。
姑は平日、仕事から22時頃帰ってくる
私は仕事をしていない
だったら全部作るから、
もう少しゆっくり寝て欲しかった。
そのこともひろに言った。
ただ、ひろは全然何も反応しなかった。
「今日も帰りたくない。気をつけて帰ってね」
と言うと
ひろは帰って行った
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