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それから何年か時が過ぎ、私は妹と弟ができました。
妹は産まれた時未熟児で肺に穴が空いておりしばらく母と会えない生活が続きました。
また、弟も生まれつき体が弱く病院に入院する生活が続きました。
私もひきつけをよく起こしていました。
そんなある日
弟がナースホンを誤って口の中に入れ、窒息死しました。
そのころ私はとても幼く弟が亡くなったという事が理解できませんでした。
でも、私は弟の葬式で母が泣いているのを見て『かなさんどー』という歌を母に聴かせ涙をぬぐいました。
それで、母は立ち直れたと当時の事を言っていました。
それからしばらくして妹が病院に行くと肺の穴が閉じていると主治医からいわれたそうです。
また、私もひきつけを起こしていたのがなくなりました。
多分、 弟は自分が身代わりになるからお姉ちゃんは助けてと神様と約束していて亡くなったのかなぁと思っています。
今、弟が生きてたら高校三年生になります。
私は、それぐらいの人を見ると弟の事を振り返ってしまいます。
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