クラス分け

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高等部初日 予想通りに“ご挨拶”があり、昼休みに軽く15人と“ご挨拶”を交わし、“御礼”もしといた “魔術”はからっきしだけど、おかげさまで腕っ節は強い “ご挨拶”に来た奴らの中には貴族がいたけど、停学何かになることはないだろう。俺みたいな“魂無し”に負けたなんて奴らのプライドが許さない 案外“魂無し”の称号も役に立つんだなと素直に喜べない感想をしながら誰もいなくなった廊下の方へ足を運ぶ 廊下に貼られたクラス分けの紙 一番左手側から上位クラスのAから始まりDまで張り出されている 俺は迷うことなくD組の名前一覧に目を通す この学園は魔術試験の結果でクラス分けをするから、毎度ランキング圏外の“魂無し”の俺は毎年最低ランクの組に必然的になる そう思ってD組の名前一覧を見た
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