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またあの時みたいに、ワタシを安心させる為に笑顔を見せてくれているのではないか?と不安になるのでした。
「ん~…だったら、直接確認して下さい。ユウおねえさん!」
ワタシの不安な気持ちを感じ取ってくれたのか、ワタシの腕の中からぴょんと飛び出したブルーは、そういうと自分の着ているぼろぼろの服をスルッと脱いだのです。
「えっ?…えええー!ちょっと、ブル~!!なにしてるの!?」
いきなりの事に驚くワタシは、何故か両手で目を塞いでいました。(女の子同士なのに)それでも手の隙間(スキマ)から覗(ノゾ)いてしまうワタシの目に映ったのは純白の素肌。
流れ出したであろう血液は残っていますが、ブルーの言っていた通りブルーの身に危険がありそうな傷は見受けられません。
その事に安堵(アンド)するワタシでしたが、ブルーの今の姿は生まれたままの穢(ケガ)れのない綺麗(キレイ)な裸姿でした。
同性であるはずのワタシでさえ心臓の鼓動(コドウ)が早くなるのを感じます。だとしたら外にいるガスマスクさんがもし、男の人だったら…。と考えてみると、
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