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おじちゃん達の話を総合した結果、私が出した答えは、
『悪い人は・・・後ろで震えている美少年』
私は美少年の手を掴み前へと引きずり出し、おじちゃんの前へ押し出した。
「な、何ちゅるんでちゅか!鬼!人で無ち!」
顔を真っ青にした美少年が私に向かって叫ぶ。
人で無しって・・・
まあ、身体の半分はそうなんだけどね。
「お嬢ちゃんすまないね・・・さあ、やっと捕まえたぞ!」
おじちゃん達は、ジタバタと暴れる美少年の身体を素早くロープで縛り街道を歩き出した。
美少年はうるうるとした瞳で縋る(すがる)ようにこちらを振り返り見つめている。
段々姿が小さくなってきたけど、まだ見ている・・・
見ている・・・
見ている・・・
あーあ、もう!
「すいませーん!ちょっと待って下さい!」
私は走りながらおじちゃん達を呼び止めた。
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