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ウトウトと眠気が襲ってきたから、
ヘッドホンを外して
ベッドへ静かに移動、
鳴き声が聞こえてこない
営みは終わったらしく、
外からは
知らない人の声と
大好きな人の声が聞こえてくる、
『一緒にお風呂入ろうよ~』
『あっ?
疲れてっから嫌だ』
『はぁ~?いーじゃん!』
『つか、帰れよ』
『なにそれ?』
『ウゼェ』
『ウゼェとか・・・・
はっ!ちょーしこくなや!』
『・・・・・・・』
それから知らない人の声は
罵声を浴びせながら
ドタバタとキレながら去っていったみたいだった、
そして、一人になった大好きな人は風呂場に行ったらしく
シャワーの音が聞こえてきた、
僕は再び静かに靴を持ち
玄関前まで行き、
玄関を開け外で数分待って
いかにも今帰ってきました的に玄関を開けた、
ちょうど風呂場から大好きな人が顔だけ出して
『おう! おかえり!』
と笑顔で言ってくる、
―白々しい・・・・。
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