私、なります!

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「はい、ここが花咲くんの部屋よ」 「あ、ありがとうございますっ!」 管理人さんに案内された部屋に足を入れる。 そこには二段ベッドに、2つの机があった。 「ルームメートは…?」 「いるはずよ。まだ…来てないみたいね」 「そうですか…。あ、じゃあ分かりました。後は平気なんで…」 「はいはい。じゃあ、私は戻るわね」 管理人さんが離れていくのを見て、扉を閉める。 「…はぁ~」 俺は、今日から、ここ鈴紅学園に通う、花咲しおん。 家は遠いから寮に入ることにした。 …。 …。 …。 「って、ちがーうっ!」
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